さいたま市漫画会館

大宮盆栽村のかえで通り沿い。藤樹園の近くのさいたま市立漫画会館。

さいたま市立漫画会館では、北沢楽天の作品や仕事場の風景を展示している。 北沢楽天は、それまで評価の低かった風刺画を芸術性の高いものに変えた人物で、 「日本の近代漫画の祖」と言われている。幼少期の手塚治虫にも影響を与えている。

展示スペースのほか、古い漫画から最近のマンガまで取りそろえた資料室があり、 大宮盆栽村観光で疲れた足をいやしてくれる。日本庭園も楽しみたい。

地図

詳細

名称 さいたま市立漫画会館
Saitama Municipal Cartoon Art Museum
営業時間 9:00~16:30
定休日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日が休館) 年末年始(12月28日~1月4日)
入場料 無料
北沢楽天 明治9(1876)年生まれ。本名は北澤保次(やすじ)。 幼少期をから絵の才能があった楽天は、英字新聞社に勤め、西洋の新しい似顔絵や漫画の手法を学びます。日本ではそれまで「ポンチ絵」などとして評価の低かった風刺画を、芸術性のある新しい風刺漫画として定着させました。 明治から昭和にかけての激動の時代を、政治や思想・文化などを庶民にわかりやすく伝えるため、職業漫画家として独自の目線で巧みに風刺した楽天の漫画は、当時たちまち大人気となり、日本初のカラー漫画雑誌「東京パック」も創刊されました。 楽天は、昭和23(1948)年にここ盆栽町に楽天居を構え、好きな日本画などを描きながら晩年を過ごし、昭和30(1955)年に享年79歳でその生涯を終えました。 楽天は大宮区宮町の東光寺に眠っています。現代の漫画家たちの手によりとても ユニークな形でつくられた墓所は、訪れる人を今も楽しませています。
施設 昭和41(1966)年近代風刺漫画の祖 北沢楽天の晩年の住居(「楽天居」)跡につくられた日本初の公立漫画美術館です。楽天の遺族から寄贈された作品や、現代漫画家作品などを展示し、漫画文化の普及に努めています。楽天居のあった当時から残る日本庭園もゆっくりくつろいでご見学いただけます。 また、日曜日と夏休み期間(10時~16時)には2階の漫画資料室に並ぶコミックスや漫画に関する資料など約5,000冊を公開しています。懐かしの作品も取り揃えていますので、ぜひご来館ください。
体験・教室 漫画教室 :
  漫画家講師による小学生向けの漫画講座(要事前予約)
似顔絵コーナー :
  漫画家の似顔絵師があなたの似顔絵を描く(700円)
北沢楽天漫画大賞:
  国内で最も長く続く一枚漫画のコンテスト(誰でも応募可)
販売 北沢楽天扇子(8種)各1,200円
手ぬぐい(2種)各1,000円
ほか、漫画会館でしか手に入らない楽天グッズなどを販売。
電話番号 048-663-1541
住所 〒331-0805 さいたま市北区盆栽町150番地
アクセス 東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅下車 徒歩5分
JR宇都宮線土呂駅東口から徒歩15分
駐車場 なし。
盆栽四季の家の駐車場をご利用下さい
ホームページ 漫画会館のホームページ